去る11月12日、当社聖路加ガーデン警備隊の自衛消防隊が、
今年度の「火災予防業務協力者」として東京消防庁から表彰されました。
このように表彰して頂くことは大変名誉なことであり、当社としても
聖路加ガーデン警備隊に対し別途社内表彰を行いました。
【表彰を受ける菅井隊長(右)、左は小松業務指導第三課長(警備部)】
今回の表彰に関して現地菅井隊長にお話を伺ったところ、実は最初
「何故表彰されたのか分からなかった(笑)」とのことでした。
そこで要因を考えてみたところ、「毎月、計画的に防災設備関係の教育訓
練を行っていること」に思い当ったとのことです。詳しく話を伺うと、
聖路加ガーデンというところは、広大な敷地に病院や看護系大学が存在し
その他にもオフィスやホテルの入った超高層ビルが2棟あるなど、非常に
巨大な街区を形成している場所であるため、災害対策には人一倍力を入れ
ているとのことです。
【勤務交代する菅井隊長(右)と荒井隊員(左)】
そのため、ご契約先には防災担当部長という方までおられ、普段から
所轄消防署とは緊密な連携をとっておられるとのことでした。
菅井隊長曰く、「おそらく防災担当部長様が我々の活動を所轄消防に
ご報告いただいて、この表彰につながったのでしょう」とのことでした。
【防災盤を確認する箕輪隊員】
隊としては特別なことをしている訳ではなく、例えば「非常放送設備の
使い方」や「火災受信盤の操作方法」、あるいは「救急・傷病者発生時
の対応」等々、警備員として当然出来なければいけない実践的な内容を
隊員全員が修得するよう反復訓練しているだけのことだそうです。
【敬礼をする菅井隊長(左)と荒井隊員(右)】
そうした訓練は誰が実施しているのか伺うと、隊長はもちろん当番長
夜勤長以上なら誰でも指導できるとのことでした。毎年担当を決めて
その担当を中心に1回5人程度の隊員に対し、訓練教育を行っている
とのことでした。
【受付電話対応をする箕輪隊員】
こうした訓練を継続して毎月実施しているということは、非常に素晴らし
いことですが、これは決して聖路加ガーデン警備隊に限ったことではなく
当社の他の警備隊に於いても毎月計画的に行われていることであります。
それでも今回聖路加ガーデン警備隊が表彰に選ばれたというのは、隊長曰く
「当警備隊の警備エリアで万一災害が発生した場合、地域住民の皆様にも
大変な影響があることから、所轄消防にとっても重要エリアとして見て頂い
ているからでしょう」とのことでした。
こうした地道な活動を認めて頂き今回表彰を受けたことは、現場の隊員たち
の大きな励みになります。我々はこれからも防犯・防災における事案の未然
防止に努め、いざというときのために訓練に更に磨きを加えながらお客様の
安全・安心を守り続けて参ります。