あきらめずに資格ゲット! ~原隊員の場合~
今回は多摩エリアにある某警備隊で、何度試験に落ちてもあきらめず、チャレンジすること7回目にして
自衛消防技術認定の資格を取得した原隊員を紹介します。
【原隊員】
原隊員は新卒(高卒)として当社に入社し、今年で8年目を迎える若手の中堅社員(25歳)です。
映画が大好きで特に俳優の土屋太鳳さんの出ている作品は全て見ているという原隊員は、
高校の就職担当の先生から紹介されて入社を決めました。
「何事にも我慢強いこと」が長所の原隊員、先生はそんな原隊員の特性を見て警備会社である当社を
紹介してくださったのかもしれません。
原隊員は現在多摩エリアにある警備隊に勤務していますが、その前は都心にある警備隊に
1時間半以上かけて通勤していました。
神奈川県に住む原隊員、早出の日には始発電車に乗らないと勤務に間に合わなかったといいます。「その時はさすがに辛かった(笑)」という原隊員、
でもそれよりももっと辛かったのは仕事でミスを繰り返してしまった時だそうです。一時「辞めようかな・・・・」と落ち込んでいた原隊員を励まし、支えてくれた先輩や同僚、そうした人たちの為に辞めずに頑張ろうと思ったそうです。また、毎日お客様に挨拶をしている中で、名前を憶えて声を掛けて下さったお客様の存在も仕事を続ける支えになったとのことです。
そんな原隊員に今度は資格試験という大きな壁が立ち塞がります。最近の施設警備では資格が無いと勤務出来ない契約先があるなど仕事をする上で必要な資格というものがあり、その一つが「自衛消防技術認定」という資格です。この資格を取得するには学科と実技の両方をクリアしないと取得が出来ません。得に学科はしっかりと勉強しないと簡単には受からない試験です。そんな資格に挑戦した原隊員ですが初めは全く点数が取れず合格には覚束ない状況でした。何とかしなければと思う一方なかなか勉強のポイントが掴めず2度、3度と不合格を重ねて行きます。
そこで原隊員が立てた対策は、まずは勉強量を増やすことでした。社会人になってからの勉強はやる気にならないとなかなかエンジンはかかりません。ついつい仕事疲れや怠けたいという誘惑に駆られてしまいます。そこは真面目な原隊員、合格までは好きな映画も控えることとして勉強に集中しそれからも数回試験に臨みました。それでもなかなか受かりません。
そこで今度は親しい先輩に相談した原隊員、「過去問を徹底的に繰り返せ!」とのアドバイスを受け、それに全集中で取り組むことにしました。結果的にはこれが一番効果的でだんだんと点数も上がっていき、7回目にして見事合格を果たすことが出来ました。
時間はかかっても最後まであきらめず最後には資格をゲットした原隊員、これからの目標は警備の仕事を通じて、尊敬する先輩のような「心の広い、優しい人になること」だそうです。今回の資格取得で見せてくれた「あきらめずに努力を継続する心」を忘れず、これからも大いに頑張ってくれることを期待しています。
ALSOK東心では、誠実に努力する社員を大事にしたいと考えています。たとえ能力が高くても誠実でない方は警備業には向きません。逆に自分の足りないところを必死に補おうと努力する社員のことを当社は決して見捨てません。そうした誠実な社員がたくさんいてこそ、お客様に安全・安心をご提供することができるのだと私たちは考えております。地道な努力を一つひとつ積み重ねられる社員を一人でも多く育成すべく、ALSOK東心はこれからも取り組みを進めて参ります。
ALSOK東心株式会社