多摩で働くならALSOK東心!
~森田隊員の場合~
今回は奥多摩で生まれ育ち、地元の多摩地域で働きたいという理由でALSOK東心に入社した森田隊員を紹介します。
【森田隊員】
森田隊員は新卒(高卒)として当社に入社し、今年で9年目を迎える若手の中堅社員(26歳)です。社歴では前回紹介した原隊員の1年先輩にあたり、現在は二人とも同じ警備隊で勤務しています。
(原隊員の紹介記事はこちらから)
森田隊員は5人兄弟の末っ子で、お兄さんとお姉さんが2人ずついるという大家族で育ちました。このため、早く就職して独り暮らしがしたいという憧れを持っていたとのこと。
高校で就職先を選ぶ際には、なるべく家から近いところでお客様と接する仕事をしたいと思っていた森田隊員、学校では「最低2社は会社見学をすること」と指導されていたため、いろいろと自分なりに会社を調べている時に、当時立川に本社があった「東心綜合警備保障(現・ALSOK東心)」を見つけました。警備会社は父親が働いていたのでよく知っていましたし、必要な資格や仕事についてもいろいろと話を聞いていたので興味がありました。
【齊藤隊長と当時の事を語る森田隊員】
一方就職担当の先生からは立川にある某大手家電量販店の販売員の仕事も紹介された森田隊員、会社見学はこの2社に絞ることにしました。
先に見に行ったのは某大手家電量販店の方でしたが、販売にはノルマがあるという話を聞き一気に気持ちが萎えてしまいました。次に東心の会社見学に行っところ、見学をした某金融機関の警備隊ではたくさんの人の出入りがあり、思っていた以上にいろいろな人と関わる仕事であるということが分かりました。また警備にはノルマなどはなく、夜勤はあるものの時間が来たら交代してきちんと定時で仕事が終わるというのも魅力でした。
「ALSOKグループの会社なら大手で知名度もあるし、父親の会社よりも大きくてしっかりしている!」そして何よりも「地元の奥多摩から近い!(笑)」これが決め手で森田隊員はALSOK東心に応募し、無事入社となりました。
さて、入社した森田隊員、勤務先となる警備隊も「きっと立川だ!」と勝手に思い込んでいましたが、蓋を開けてみたら配属は多摩市の某路線の終点にある警備隊・・・・。「思い込みって怖いですね。通勤30~40分だと思っていたのに1時間半になってしまいました!改めて多摩の広さを実感しました!(笑)」と笑う森田隊員、それでも気を取り直し毎日元気に通っていました。
2年後、貯金が溜まった森田隊員は警備隊から1時間以内のところで念願の一人暮らしを始めます。「これで親や兄さん、姉さんたちに気兼ねなくゲームが出来る!(笑)」と喜んだのも束の間、ついつい夜更かししてしまった時には何度か遅刻しかかったこともあった森田隊員、これではいけないと反省して「ゲームは日付が変わる前まで!」と決めて「絶対に勤務に穴をあけないこと」を自分に課し、真面目に勤務していました。
その後、入社5年目の時に初めて勤務先の異動を命じられました。森田隊員がそれまで勤務していた警備隊は、駅から離れた広大な敷地に巨大な専用施設として建てられた重要施設で、限られた特定の人物しかやってこない保秘性の高い建物でした。その分出入管理は厳重で、入室までに事前の申請は勿論、二重・三重のチェックが行われていました。
一方異動先の警備隊は駅からのアクセスが非常に良いところにあり、1階の公開空地には飲食店が軒を連ね、銀行ATMや休憩スペースとして椅子やテーブルなども置かれている沢山の人の出入りがある建物でした。更にオフィス棟には有名企業が複数テナントとして入居されている他、貸し会議室やイベントスペースなどもあるため、多くのビジネスマンや一般人も出入りする巨大複合施設でもありました。
そうなると、不審者不審物の警戒は勿論ですが、決められた場所での飲食や喫煙の案内、自転車やスケートボードの乗り入れへの注意、その他館内規則に基づいた様々な内容に関する丁寧な誘導や説明をお年寄りから小さなお子様まで行わなければいけません。そうしたサービス業的な対応が多く求められるようになったことは森田隊員にとって非常に新鮮かつ遣り甲斐のある変化でした。
その他にも違いはありましたが、特に大きかったのは「無線機の使用頻度」だったと森田隊員は言います。「無線機のやり取りでは、的確かつ端的に状況を防災センターに伝える、あるいはセンターが求めている情報をきちんと返さないといけないので、これがなかなか難しかった」とのこと。「自分の表現力の無さ、状況把握力の弱さ、臨機応変な対応力の不足を痛感しました。」と振り返る森田隊員。当時は非常に苦労して、周りの隊員の対応を見ながら良いと思ったところを積極的に取り入れて何とか隊のレベルについていこうと必死に努力したとのことでした。
「いまだにちゃんと出来たとは言えませんが、この異動を通して、どんな隊に行ってもやっていける自信はつきました(笑)」と森田隊員は当時を振り返ります。
現在は人員の関係で元の警備隊に戻ってきた森田隊員、自分が学んだことを活かしながら新たな気持ちで勤務に励んでいます。今後もいろいろな警備先を経験して自分のスキルを磨き、キャリアアップもしていきたいと今後の抱負を語ってくれました。森田隊員の今後の活躍に期待します。
ALSOK東心株式会社